リヒテンシュタイン公国
リヒテンシュタインの基本情報
- 正式名称:リヒテンシュタイン公国 Principality of Liechtenstein
- 首都:ファドゥーツ
- 人口:約38,700人 (2020年)
- 面積:160km² (埼玉県熊谷市(159.82km²)とほぼ同じ)
- 民族:ドイツ系アルマン約85%、その他約15%
- 言語:ドイツ語
- 通貨:スイスフラン (CFH)、 ユーロも使用できるところもある
- 時差:日本より-8時間
※サマータイム期間中(3月最終日曜日~10月最終日曜日)は-7時間
- 電圧とプラグ:220V、Cタイプ
- 水道水:飲用可。
ミネラルウォーターはガス入りとガスなしが販売されている。
- 新型コロナウイルス累計感染者数 / 死者数:1256人 / 14人
(2020年11月27日現在)
コロナ渦中のリヒテンシュタインの様子
ヨーロッパにはいくつかミニ国家があるのですが、
スイスの隣にもそのうちの一つがあります。
それがリヒテンシュタイン公国です。
ヨーロッパの中ではヴァチカン、モナコ、サン・マリノに次いで面積の狭い国です。
(ただし人口はモナコの方が多いです。)
WHOのデータによると、この小国リヒテンシュタインでも
COVID-19の感染者が出ているようです。
ヨーロッパの国の中ではヴァチカン、モナコに次いで感染者は少なく、
リヒテンシュタインより人口の少ないサン・マリノ(約34,200人)よりは
現在のところは感染が防げているようです。
コロナ渦中の現在、各国が往来の規制をしている中で、
日本人がコロナ渦以前と同様のレベルで入国ができる国は限られています。
リヒテンシュタインについてはスイス同様に入国が可能です。
(ついでに言えば、ヴァチカン、モナコ、サン・マリノ、アンドラ、
ルクセンブルクも外務省のリストには制限を行っている旨の記載がありません。)
基本的なルールはスイスと同様です。
屋内や公共交通機関内でのマスク着用が必要です。
観光スポットはそれほど多くありませんが、
コロナ以前と変わらずにオープンしていました。
ファドゥーツの観光スポットとしては
国際的にもよく知られている切手の博物館や、
美術館、国立博物館があります。
切手博物館は無料なので立ち寄ってみても良いでしょう。
またサン・マリノなどと同様、観光案内所で、
パスポートに記念スタンプを押してもらうことができます。
2019年からお値段据え置きで3フラン、もしくは2.85ユーロでした。
(ちゃんと15セントもユーロコインでお釣りをくれます)
また入場はできませんが、公爵の居城であるファドゥーツ城まで登ることができます。
坂道は少しきついですが、
高台からはファドゥーツの街を見下ろすことができ、
葡萄畑や、川向うのスイスの風景を眺めることができます。
なおこの街のスーパーCoopは日曜日でも開いています。
この国のワインは実は隠れファンも多いのですが、
スーパーでは見つかりませんでした。
お土産屋さんでは販売されているので興味のある方は、
そういったお店で購入されると良いでしょう。