元旅行業界関係者の旅バカ日記   ときどき 猫

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が大きくなるまで旅行業界で働いていました。もともと旅行、特に海外旅行が何より好きだった旅行バカの旅日記です。ときどき猫のお話もします。

『愛の不時着』のロケ地 in フィルスト

フィルストについて

First

標高 : 2167m

グリンデルワルトの村からロープウェイで上がることができる人気の展望台。

それがフィルスト展望台です。

ここの標高はスイスの他の展望台と比べるとそれほど高いというわけではありませんが、

気軽にスイスらしい山の風景を楽しめるということで多くの観光客が訪れています。

この展望台からのアイガーの雄姿を眺めながらのハイキングコースは特に人気があります。

夏にはマウンテンバイクやパラグライディング、

冬にはウインターハイキングやソリなどのアクティビティが人気です。

また無料で楽しめるフィルスト・クリフ・ウォークで絶壁を歩く体験もでき、

手すりもしっかりとあるので高いところが苦手な方でも安心です。

レストランとギフトショップもあり、無料のお手洗いも利用できます。

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フィルスト・クリフ・ウォークからのアイガーの眺望

『愛の不時着』のロケ地 in フィルスト

第4話第11話ユン・セリが、

リ・ジョンヒョクとソ・ダンの二人のツーショット写真を撮ってあげるシーンがありました。

そのシーンはこのフィルストで撮影されたといわれています。

壮大なアルプスの山々を背景に撮影されたこの場面では

三者三様の複雑な心理描写が描写されていました。

 

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フィルスト

またこのフィルストでは先述の通りパラグライディングも人気で

劇中で非常に大きな役割を果たした

パラグライディングのタンデムフライトも行うことができます。

劇中の第2話で主役二人がパラグライディグを眺めていた場所は

クライネ・シャイデックという別の場所でしたが、

最終話ユン・セリがパラグライディングで着陸後、

ジョンヒョクと再会する場所はこのフィルストだったといわれています。


フィルストへのアクセス

インターラーケン東駅からグリンデルワルト鉄道駅へ約30分〜35ほど。

列車の運賃は片道10.4フラン、往復20.8フランで、ほぼ30分おきにあります。


その鉄道駅から東に10分〜15分ほど歩くとロープウェイの駅があります。

ロープウェイは6名程度が乗れるゴンドラで、

営業時間中は絶えず運行されており、

展望台まで30分ほどで上がることができます。

ロープウェイの運賃は片道35.6フラン、往復71.2フランです。(2020年現在)

チケットは券売機、窓口でも購入できますし、

SBBのアプリで、インターラーケンから通しでも購入ができます


ただし注意点として、その年により若干異なりますが、

ロープウェイの運行は5月から10月後半までと、

ウィンターシーズンの12月〜3月となっています。

その他の期間はメンテナンスも兼ねて休業しているそうです。

ちなみにわたしが訪れた2020年は10月25日(日)まででした。


またグリンデルワルト発の始発は朝8時半頃、

フィルスト発の最終は17時半頃で、

これも季節や天候などにより変動することがあると思うのでご注意ください。

グリンデルワルトについて


インターラーケンから30分ほどの距離ですが、

この村も観光の拠点として、多くのホテルやレストランがあります。

昔から日本人もよく訪れていたようで、

現在も日本語観光案内所もありますし(コロナ渦中ということもあり時短?)、

長野県松本市とは姉妹都市提携を結んでいます

クライネ・シャイデックや

ユングフラウヨッホ方面へのアクセスも良好です。