『愛の不時着』のロケ地 in ユングフラウヨッホ
ユングフラウヨッホについて
Jungfraujoch
標高 : 3454m (スフィンクス展望台は3571m)
1912年開業のユングフラウ鉄道の終着駅でもあり、
ヨーロッパの鉄道駅としては最も標高の高い駅として知られるのが
このユングフラウヨッホ駅です。
この駅はトンネルの内部にあり、
駅は複合施設 "Top of Europe" と接続されており、
エレベーターでさらに標高の高いスフィンクス展望台に上がることができます。
天気が良ければスフィンクス展望台の屋外テラスからは、
ユングフラウ、メンヒ、アイガーのオーバーラント三山をはじめとするアルプスの山々と、
アレッチ氷河の眺望を楽しむことができます。
なお標高の高いところにあるため夏でもかなり涼しく、
冬でなくても凍えるほど寒いこともあるため、
寒いのが苦手な方は暖房が効いている展望台内部からでも見ることができます。
なお "Top of Europe" のその他の施設には
ユングフラウ鉄道の歴史を楽しみながら知ることができる長い回廊アルパイン・センセーション、
氷の彫刻が展示されているアイスパレス、
万年雪の雪原を踏みしめることができるプラトー展望台、
数種類のジャンルのレストラン(現在コロナ渦中のためクローズしている店舗もあり)、
姉妹提携を結んでいる富士山五合目簡易郵便局のポスト
などがあり、
ショップではVICTORINOXのスイスナイフをはじめ、時計、衣類、雑貨などの販売、
それにLindtのチョコレートショップもあります。
またこの地ならではの様々なアクティビティを楽しむこともできます。
『愛の不時着』のロケ地 in ユングフラウヨッホ
最終話でリ・ジョンヒョクとソ・ダンの2人が訪れた場所として登場。
3571mの地点にあるスフィンクス展望台が映し出されました。
また雪原のシーンではカメラに夢中なジョンヒョクと、
ヒールの高いブーツを手に持ちお疲れ気味のソ・ダンの様子もありました。
ソ・ダンの回想のなかにユン・セリは登場しませんでしたが、
実は最終話の別の場面でユン・セリもここを訪れており、
2人がエレベーターで降りたのとすれ違いで、
彼女がエレベーターに乗り込もうとしていた場面で出てきます。
このエレベーターこそがスフィンクス展望台へのエレベーターです。
ユングフラウヨッホへのアクセス
インターラーケンからはグリンデルワルト、
またはラウターブルンネン経由でクライネ・シャイデックへ。
詳しくはクライネ・シャイデックの記事を御覧ください。
クライネ・シャイデックからはユングフラウ鉄道で約40〜50分ほどです。
この区間のユングフラウ鉄道の料金は往復で102スイス・フランです。
ちなみにこの区間では途中2回の停車駅があり、
アイガーグレッチャー駅ではたまにハイキングをする人たちが乗り降りすることがあります。
名前の通りアイガー氷河を眼前にすることができます。
この駅を通過後長いトンネルを通っていくことになります。
アイガーとメンヒという2つの山をトンネルで入っていき、
最高地点到着の少し前に「氷の海」の意味を持つアイスメーア駅に数分間停車して、
駅構内の屋内展望台から氷河を眺めることができます。
停車時間はだいたい5分くらいですが、
今のコロナ渦中のご時世、
団体旅行客がいないため停車時間は若干短くなっていました。
注意点など
ユングフラウ鉄道はほとんどの部分がトンネルを通るため、
通年電車が運行されています。
オフシーズンであれば予約は不要かと思いますが、
ハイシーズンには事前に予約をしておくと安心です。
列車自体は基本的に30分おきに運行されています。
また景色は天候に大きく影響されるので、
上にリンクを貼った公式ホームページのLIVE映像や天気予報を参考にされるとよいでしょう。
なお現在マスクの着用は義務化されているので
くれぐれもお忘れないようにご注意ください。
(列車内自体もマスクの着用は義務化されています。)
展望台の屋外においても、他人と距離を取るのが難しいほどの
人気の場所かつ、せまい場所です。
防寒具も着込んで、観光中の健康状態にも気を配ってください。
ちなみにわたしが訪れたときは
10月の後半としては比較的寒くなく、展望台の気温は3.5℃でした。
(2019年の同じ時期に訪れたときは外気温はマイナスでした。)
また3000mを超える標高の高いところにあるので、
高山病になってしまう方もいるかもしれません。
どうか無理をせずに観光をなさってください。
