スイスインターナショナルエアラインズについて
コロナ渦中のスイスインターナショナルエアラインズ
実はスイスインターナショナルエアラインズ(以下LX)を利用したのは初めてでした。
スターアライアンスということで、ANAの特典航空券(エコノミークラス)として利用しました。
以下は2020年10月にわたしが利用した際の情報、感想です。
予約から出発まで
- 予約時の座席指定
事前座席指定は追加料金が必要でした。
- 受託手荷物
通常は23Kgまで1個、 上級会員は23Kgまでが2個でした。
- オンラインチェックイン
出発時刻の23時間前
※24時間前ではないのがポイントです。
チェックイン手順としては難しいものはなく、座席の変更も簡単です。
座席はコロナ渦中のご時世もあり、3-4-3の配列でしたが、基本的に隣は指定できないようになっていました。
オンラインチェックイン後はEメールのQRコードが搭乗券になります。
出発当日
- 成田空港のチェックイン・カウンターにて
オンライン・チェックイン済だったので、
QRコードとパスポートだけで簡単に手続きが済みました。
健康状態の確認はありましたが、
スイスはPCR検査の証明書不要のため
検温と口頭での簡単な質問のみでした。
なお座席の空席は当日空港で確認したら、やはりガラガラとのこと。
- ラウンジについて
LXは初めてですが、成田だといつも30番台(第3サテライト、略して3サテ)から出発しているイメージがあり、今回もやはり3サテでした。
そうなると一番近いラウンジはユナイテッド航空のラウンジなのですが、
現在クローズ中です。
ということで第5サテライト(5サテ)のANAラウンジを案内されました。
利用客は非常に少なく、スタッフの方が手持ち無沙汰にされていました。
またうわさには聞いていましたが、軽食はサランラップで個包装にされたものばかり。
ヌードルスタンドはありました。
- 機内にて
先述のとおり空席が多く、一応CAさんにも確認を取りましたが、
席移動も基本的に自由にできました。
日本人乗務員の方はいなかったと思います。
機内サービスについては、
機内誌と免税販売は現在のところありませんでした。
機内エンターテイメントは日本語映画(邦画、洋画吹き替え)も充実。
毛布、枕は人がいなくても座席ごとに置いてありました。
ただ外資系によくある冷房の効きすぎもなく、毛布は一枚で十分でした。
エコノミークラスの機内Wifiは有料。
機内食は2回。日本語のメニューもあります。
1回目はチョイスでアルコール無料です。おかわりも可。
LXの公式ホームページでも無料の旨は記載されています。
ちなみに同じスタアラ系列のSKは2杯目以降は有料です。
ただ現在は免税販売自体が行われていない可能性もあるので、
他の航空会社で現状も支払いがあるのかはわかりませんが。
2回目は軽食扱いですが、十分な量でした。
また食事と食事の間にはギャレーに水のボトルやチョコレート、軽食などが置いてありました。
それ以外にも割合頻繁にCAさんが水のボトルやチョコレートを配ってくれていました。
機内にあるチョコレートの種類は少なかったですが、甘いものが好きな人間には嬉しいところです。
コロナ渦中の特記事項
- マスク着用は義務
特別な理由がない限りはマスクの着用が義務付けられています。
もちろん食事中などは外すことができますが、
通常はCAさん、乗客ともにマスクをすることが基本となっています。
フェイスシールドは不可です。
- 健康質問票の記入
日本語のものはなく英文のものしかありませんでしたが、記入が必要です。
往路チューリヒ行きの機内で1枚配布され、
現地空港の検疫に提出ではなく、CAさんに回収されました。
質問事項は名前、住所、連絡先などの情報を英語で記入するものです。
復路の成田行きでは2枚配布され、
CAさんの回収ではなく、成田空港で必要となりました。
- 私的な感想
感染症対策もしっかりとされており、CAさんの対応も素晴らしかったです。
何より乗客が少ないので、快適に過ごすことができました。
乗客はビジネスクラスの方が数名、
エコノミークラスの方が30名程度でした。
わたしは利用しませんでしたが、座席アップグレードも低価格でした。
12時間以上の長距離フライトでしたが、
往復ともに満足でした。